先ず簡単な英作文からです。
「彼はテニス選手です」は He is a tennis player. ですね。
では「彼は上手なテニス選手です」ならば、どうなりますか。
He is a good tennis player.ですね。
この場合goodというのは善悪の「良い」ではなく「上手な」という意味の形容詞であることは分かりますね。
次に「彼はテニスをする」ならば He plays tennis.
では「彼は上手にテニスをする」は、どう表現できますか。
○ He plays tennis well.
× He plays tennis good.
「上手に」という説明はgoodではダメですので気をつけましょう。
動詞を説明する(副詞と言いますが)場合にはwellを使います。
wellには「うまく、かなり、十分に」などあまりにもたくさんの意味がありますが、全てポジティブ系であると覚えておくと便利です。
(1)彼のことはよく知っています。
I know him well.
冒頭で説明した例文と同じ構造ですね。
I know him good. とは言いませんので注意をしましょう。
「彼女は上手に英語を話す」ならば、やはり以下のようになります。
○ She speaks English well.
× She speaks English good.
(2)ジュディーは学校の成績がいいです。
Judy is doing well at school.
do wellで「うまくやっている、成功している」という意味になります。
The patient is doing well after the operation.(術後の経過は順調です)
Both mother and are doing well.(母子ともに健康です)のようにdo wellで「健康状態がいい」というのもよく使われる表現です。
(3)彼女は若くて、しかも美人です。
She is young, and beautiful as well.
「~も」という意味で、最後に添える感じで会話でよく使われます。
Did he come as well?(彼も来たのですか)
(4)彼女が君を愛してるか、君が不安に思うのももっともだ。
You may well wonder if she really loves you.
may well~で「~も当然だ、もっともだ」という熟語です。
ただしmay well~で「~かもしれない」の意味にもなりますので、文脈で判断しなければなりません。
It may well be true.(それはたぶん本当だろう)
(5)私達は米だけでなく野菜も作っています。
We grow vegetables as well as rice.
「~ as well as …」の形で「…だけでなく~も」という訳が適切です。
しかし深く考えなくても、英語は「大切なことを先に表現する」という原則から自然にそうなる、と考えていいでしょう。
I’ve been to Hawaii as well as Guam.
グアムだけでなくハワイに行ったこともあります。


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