onは中学校で「~の上に」と習ったかと思います。
その意味で間違いでありませんし、そう使われることはよくあります。
There is a pen on the table.
(テーブルの上にペンがあります)
しかし「上で」では理解できない場合もよくあります。
There is a picture on the wall.
(壁に絵がかかっています)
つまりonはいわゆる位置の上下の上をいうのではなく「接している状態」と解釈すれば、上の文章に何の違和感もありませんね。
また何か動作を継続する時にgo onとかkeep onと言いますが、接している=接し続けている=継続している、という感覚でとらえるとしっくりきませんか。
またonはoffと対比してよく使われますね。
スイッチを入れるturn on ⇔ スイッチを切るturn off
着用するput on ⇔ 脱ぐtake off
offは「ふわぁっと離れる」感覚でしたね。
それに対してonは接し「続ける」わけです。
(1)天井にハエが一匹います。
There is a fly on the ceiling.
わかりますか?ハエが天井に張り付いている状態だからonですね。
underでは天井から少し離れているように感じられます。
(2)日曜日にパーティーをやります。
We are having a party on Sunday.
曜日や日にちにはonを使います。
表現として、例文の場合はWe [will] have a party on Sunday.
とwillを使ってもいいのですが、進行形の方が「心はもう向かってる」という臨場感が感じられませんでしょうか。
次の例文も見ておきましょう。
I play tennis on Saturdays.
土曜日は(たいてい)テニスをします。
曜日が複数になると習慣的な行為を表現するんですね。
(3)私は2月6日に生まれました。
I was born on February 6th.
2月6日は実際に私の誕生日ですが…それはさておきまして。
このように日付はonを使いますが、やはり以下の注意しましょう。
I was born in February.(2月に生まれました)
2月というのは1日から28日まであり、一種の「期間」ですね。
従ってonよりもinのほうが(2月中にという感覚)なじみます。
(4)私は通学途中にジュディーに会いました。
I met Judy on my way to school.
on the way to~あるいはon one’s way to~で「~の途中で」という熟語の意味になります。
(5)ぼくはきみの味方だよ。
I’m on your side.
sideは「~側」ということから意味は推測がついたかと思います。
両方の側に、であればon both sidesになります。
やはり「~側に接している=くっついている」と解釈できますね。


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