前置詞のofは「~の」と覚えましたね。
しかし「of=一体感」というイメージを持つと更に応用がきくようになりますよ。
ofとfromの違いから見てみましょう。
of→一体感
from→単なる起点
The desk is made of wood.(その机は木からできている)
Wine is made from grapes.(ワインは葡萄からできている)
上の文では「机=木」つまり机は木そのものですね。
それに対してワインは葡萄そのものではなく、加工して固体から液体に変化しています。
つまり「ワイン=葡萄」という一体では無く、葡萄という起点からワインが作られていったのです。
では別のケースも見て、更に感覚を磨いてみましょう。
It’s kind of you.(ご親切に)あなた=親切、正に一体ですね。
the leg of a table(テーブルの脚)「脚はテーブルの一部」であり一体ですね。
次の例は興味深いですよ。
○a key to the door(ドアの鍵)
×a key of the door
鍵は「ドアの一部ではない」ですね、だからof the doorは適しません。
しかし鍵はドアに面している「to the door」存在だからa key to the doorになるわけです。
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視覚障害者の方のために「画像認証をはずす」運動
よっちゃん先生(大森善郎)
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4 Responses
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どんなに英語になれて、話すことに自信がついて
もやはり英語は第2言語。細かいミスがあっても大体のことは通じてしまいます。これが逆の状況にもあてはまりますよね。日本に長く住む外国人。もちろん日本語がうまい。しかしながらいつも同じところでミスをする。それでももちろん通じます。
外国語においては、やはり科学的にその文法を知る事が大切といつも思っています。とくに私のように成人後英語を第2言語として取り入れた者は、ずっとケアレスミスとつきあっていかなければなりません。
よっちゃん先生の説明はいつも”そうそう”と納得しながら読ませていただいております。
これからもいろいろ教えてください!!ね!
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>mukukoさん
有難うございます。
私も幼い頃に何も特別なことというか英語との接触は皆無で、中学1年で初めてアルファベットABCを覚えたというくちです。
考えるのではなく毎日英語環境で自然と口に出るそういう右脳を使った訓練を受けた人は別ですが、それを除く(私を含む大半の日本人)は理論を理解して左脳で学び取っていくことが必要ですね。
通じる、から、よりよく通じるに持っていきたいものですね。
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前置詞や動詞をイメージで掴む方法はやってはいるのですが、「of」は特に使い方が分かりにくかったのです。
「軽いリンク感」というイメージで掴んでましたが、その認識の軽さ故に逆に前置詞の選択肢に浮かんでこないとゆう感じでした(笑)
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>どりふたさん
軽いリンク感も悪くないと思いますよ!
自分の身体の感覚にピッタリくるものを選んでいくのがよろしいかと思います。
コメントありがとうございます!