ABBAのGimme Gimme Gimmeから;
some vs any
学校(中学校)でこう習いましたね;
someは肯定文
anyは否定文と疑問文で使う
この説明で間違いではないんですよ。
学習の初期の段階では、ある程度は物事を単純化することも必要ですからね。
しかし根源的な意味は;
some⇒具体的イメージ(積極的)
any⇒もし何かあれば(消極的)
誰かが転んでケガをしていて声をかけます。
以下の2つが成り立ちます。(疑問文でsomeを使っていいのです)
違いは何でしょう?
①Do you need some help?
②Do you need any help?
①では(病院に電話しなくちゃ)という具体的イメージがあるのです。
だから意訳すれば「お手伝いしますね」
②では(大丈夫そうだけど、もしかしたら何か助けがいるかも)という程度。
だから意訳すれば「何かお手伝いすることはありますか」
===
別の例を出してみましょう。
私が講義をしたあと「質問はありますか」というのに以下の2つの表現が可能です。
違いは何でしょう?
③Do you have some questions?
④Do you have any questions?
③は積極的で質問を期待しているので、意訳すれば⇒「質問どうぞ」
④は消極的で質問は無いと予測するので、意訳すれば⇒「質問あるかな」
===
さて、歌詞に出てきた
Won’t somebody help me? = 誰か助けてくれないの?
anybodyということも可能ですが、切実に誰かを求めているのですからsomebodyが適切ですね。
===
最後に、以下はもう理解できますね。
「コーヒーはいかがですか」
×Would you like any coffee?
○Would you like some coffee?
ここでanyを使うと、なんだか(いらないと思うけど一応きいてみた)のようで変ですよね。
4 Responses
SECRET: 0
PASS:
そんなに意味が深いものだったのですね!!o(^-^)o
SECRET: 0
PASS:
ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪
この説明、私でも理解できました!!!(^^;
どうもありがとう!!(*^.^*)エヘッ
SECRET: 0
PASS:
>らんらん♪さん
知っていると、とっても便利だよね!
SECRET: 0
PASS:
>愛さん
そう!よかったぁ!ヘ(゚∀゚*)ノ
音楽とかコメのつけやすいところ、遠慮なくね(*^▽^*)