the=特定、a=不特定と覚えましたね。
しかし、実際の会話では「aもtheも使える」場合があって迷うことがあると思います。
そういう場合にどう使い分けるかを見てみましょう。
彼は少年です→He is a boy.これは問題ないですね。
では!「彼は私が昨日あった少年です」ならばaとtheのどちらを使いますか?
正解は「文脈次第」でどちらも(aもtheも)使えるのです。
敢えて違いを強調して意訳しますので比べてみてください。
He is a boy I met yesterday.→彼「は」私があった少年のひとりです
He is the boy I met yesterday.→彼「が」私があった少年です
分かりますか?a=たくさんのうちのひとつ、言い換えればone of~だから「軽い存在」と言えます。
それに対してthe=特定しているから「重い存在」になるのです。
だからテレビCMのキャッチコピーならばtheが主に使われることになります。
ではペンのCMのコピーを作ってみましょう。どちらがいいですか。
This is a pen you need.→これはあなたが必要とするペン(のうちの一つ)です
This is the pen you need.→これこそがあなたが必要とするペンです
わかりますね。CMであれば the pen の方がよさそうですね。
いかがですか、aとtheの違いの感覚がなんとなくつかめてきましたか?
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10 Responses
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今更ながらですが、なるほどと思ってしまいました。
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>Irisさん
そうですね、aとtheの違いは悩む方が多いですから、この記事が一人でも多くの方の参考になればうれしく思います。
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いつも会話で迷ったり
注意される
“aとthe”。。。
おかげで今までより
しっかり把握できました♪
ありがとうございます!
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>ともこさん
はい!理解の助けになれば嬉しいです。
困ったら少なくともtheをつければ無難だと思います。
何もつけないと(なんだか妙な感じ)がするようになれば大丈夫ですよ。
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ほんとうに難しいですよね!
でもとてもわかりやすいご解説で、さすがです♪
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>みずの式英語リスニング・発音の秘密の法則さん
はーい!
うれしいコメントありがとうございます!
日本語にはない感覚の違いだから、こういう例文でないとそれをつかむのは難しいですよね。
いやあ、しかし動画ってコワイですねえ。
一番最後にちょっと鼻をすすって、風邪をひきかけかな、ってのまでバレちゃうヽ(゚◇゚ )ノ
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a → the となる法則はネイティブに少し習ったことあるんですが、悩むのは、冠詞が何もつかない?つけなくてよい?場合です。
意味わかりますか?
説明下手ですみません。
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>漆薔薇 ひばりさん
はい!
ご質問の意味、よーくわかりますよ!
ふふ
そういうこともあろうかと、ちょうど明日とあさっては、それについて解説をしています。
(もちろん1分~2分なのでかいつまんだ説明ですが)
どうぞお楽しみに!(^O^)/
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aよりtheの方が強く感じられます!!
まさにこれって言われてる感じです。
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>マクレーンさん
そうそう、そのとおりです。
theは「まさしくこれ」であり、aは「一般的なひとつ」ですから。