「同じ」ものを好むのは日本古来の文化といえるかもしれないですね。
こういう話があります。ある革新的な研究を申請したら日本では「前例がないから」と断られた。ところがそれと同じものをアメリカで申請したら「前例がないからこそ」投資が認められた、と。
私たちはファッションでも行動様式でも「同じ」ことを好む場合が多いと思います。
だから same という言葉はよく使う機会があるかもしれませんね。
(1)食べながら同時に話してはだめですよ。
Don’t eat and talk at the same time.
at the same timeで「同時に」という意味になります。
しかし、そのまま「同じ時間に」という使い方もあります。
I eat breakfast at the same time every morning.
私は毎朝同じ時間に朝食をとります。
(2)私はあなたと同じ車を持っています。
I have the same car as yours.
「the same ~ as …」で「…と同じ~」という表現です。
この文は、本来はas your carですが、英語は繰り返しを好まないのでyours と表現するのが普通です。
(3)ちょうど同じことを考えていました。
I was just thinking the same thing.
the same thing = 同じこと。
この曖昧さが私たちには何だか馴染みやすく感じますね。
しかし、この後にきちんと「自分は~と考える」ということを補足しないと会議では通用しませんから注意が必要です。
(4)彼はあなたと同じように話します。
He talks the same way as you do.
the same way = 同じように
wayというのは道というよりも「方法、様式」で使われることが多いと思います。
There are several ways of solving the problem.
この問題の解き方は様々あります。
(5)私たちは同じような経験をしました。
We went through the same kind of experience.
the same kind of = 同じ種類の
どの例文をみても「the same」つまりtheが頭について
いることに気がつくと思います。
「同じ」というのは「特定」することにつながりますのでa(不特定の中の一つ)よりもtheが適切になるわけです。


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