Getという単語は様々な状況で使われます。基本的な意味は「得る」でいいのですが「~状態を手に入れる」と理解すれば、より幅広く対応できると感じられます。
今日はget+(人物)+to(動詞)で「(人物)に(動詞)をさせる」という使い方です。
いわゆる使役動詞という使い方ですが、getは「交渉して~させる」のに対してhaveは「当然の責務として~させる」というニュアンスの違いがあります。
しかし実際には人によって使うクセとか好みがありますので、柔軟にとらえましょう。
(1)彼にそうさせることはできなかった。
I couldn’t get him to do it.
get ~ to …の動詞部分にはdoが最もよく使われます。
(2)彼にもう一度トライさせます。
I will get him to try it again.
この文章でgetの代わりにhaveを使うのは不適切です。
haveは「当然の責務」ですが、このように「交渉してさせる」場合にはgetが適切です。
(3)ドアが閉まるようにすることができますか。
Can you get the door to shut?
このように「人」以外でもこの用法は可能です。
doorがshutする状態にもっていく、ということで理解できますね。
(4)彼に頼んでコンピュータを直してもらった。
I got him to fix my computer.
やはり交渉して行為を行ってもらったのですからgetが適切です。
彼が仕事で当然のこととして行うべき行為ならばhaveを使い;
I had him fix my computer.
となります。
(5)彼にイエスと言わせることができなかった。
I couldn’t get him to say yes.
これもやはり交渉ごとですからgetを使うのが適切ですね。
なんとなくgetの感覚が分かってきたのではないでしょうか。
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4 Responses
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なるほどMAKEとGETでは微妙な差があったのですね! MAKEはよくしようしますが
またまた勉強になりました。
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>Takuyaさん
そうですね。makeは「とても強い感じ」と覚えておけばよろしいかと思います。
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おひさしぶりです!
資格試験を受けててしばらくお休みしてました~!
また英語をやっていきたいのでよろしくお願いします♪
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>ゆぃさん
はーい!
それだけ集中してたってことは合格バッチリだね!
これからもよろしく!