クリントン元大統領が訪朝し、不法入国の罪で拘束されていたアメリカ人女性記者2名が解放され、無事に帰国して家族との再会を果たしました。2名は「極めて短い時間」意図的ではなく北朝鮮に越境したと認めているようです。(あるいは解放される条件として、そう発言せざるをえなかったのか分かりませんが)
この件に関してはアル・ゴア元副大統領も尽力したとされています。2名の記者が勤務するカレントテレビというのはゴア氏が創設したテレビ局という関係も見逃せないでしょう。クリントン氏は今回の件を政府に報告するとはしたものの、会談の内容については何も公表する意図は無さそうです。
これが外交というものなのでしょう。元大統領という大物を訪問(私的な訪問というタテマエ)させることで、北朝鮮の面子をたてたということでしょう。(それだけの大物が来たら何か手土産を持たせなければ失礼にあたるということですね)北朝鮮としても本音のところはアメリカとの徹底的な関係悪化は望まぬところであり、実際には北朝鮮が提案してきたことと考えてもおかしくはないでしょう。
オバマ大統領は演説でひたすらクリントン元大統領とゴア副大統領の個人的尽力をたたえ、2名の無事と家族との再会をアメリカ全国民が喜んでいると表明しています。

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2 Responses

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    >ラスト・メッセージさん
    そうそう!
    やっぱりTVで見たんだけど、一人じゃなくて何人かがGood job!って声をかけていたよねー
    普通これはボスが部下にかけるような声だと思うんだけど、まぁ、親しみの表現っていうところなのかなぁ(^▽^;)
    (ところで首相じゃなくて大統領ね(^_^;)

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