日本語と違って、アルファベットを使う言語は似たような表現が多いように感じます。
例えば「問題ない」という表現です。
英語 no problem
フランス語 pas de probleme
ドイツ語 kein problem
他の言語でもおそらく似た単語が使われると想像します。
では日本語は完全に孤立しているか、というとそうでもないですね。
中国語ならば「無問題」で、発音は日本語と全く異なりますが、漢字を見れば意味が想像できるのはおもしろいことです。
キーワード62 problem(問題)
(1)それは問題ないはずですよ。
That shouldn’t be a problem.
応用で以下の表現も覚えておきましょう。
That must be a problem.
それは問題にちがいありません。
That can be a problem.
それは問題でありえます。
(2)問題があったら遠慮なく連絡してください。
If you have a problem, don’t hesitate to contact me.
問題がある、という場合にはこのようにhaveを使います。
I have a big problem.
大きな問題をかかえています。
(3)ありがとう。どうってことありません。
Thank you. No problem.
いつも「どういたしまして=You are welcome.」ではおもしろみがないし、少しカタイですね。
親しい間ではNo problem.も使ってみましょう。
(4)どうしたの。
What’s your problem?
相手がなにか心配事や悩みがありそうであれば、こういうふうにきくのもいいですね。
(5)その問題を解くのに1時間かかりました。
It took me an hour to solve the problem.
problemは問題事だけでなく、数学などの問題の意味もあります。
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よっちゃん先生(大森善郎)
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2 Responses
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こんにちは、いつもブログ楽しませてもらっています。
以前ラジオで英語のproblemにはネガティブでやっかいな問題という印象があると聞いたことがあるんですが本当なんですか?
すぐに解決できそうなことや、
問題の解決に前向きに取り組んでいることを表現したいときはissueを使ったほうがいいとも聞きました。
しかし、アメリカ人の知り合いにproblemとissueの違いを聞いても同じだというので、
本当のことが知りたくてお尋ねしました。
よろしくお願いします
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>coffeeさん
はい、そのネイティブの方のおっしゃったように基本的には会話で使うぶんには、それほど違いをつきつめなくてもいいと思います。
私たちの日本語でも例えば「たぶん」「きっと」「おそらく」などは厳密にいえば説明のつく違いがあるのでしょうけども、実際にはその人の好みやクセで使い分けられることが多いのと同様に。
私の経験でいえばビジネスの「懸案事項」でissueが使われることが多かったように記憶しています。
その他の日常ではproblemが多かったように思います。