頻度というのは文字があらわす通り「頻繁な度合い」のことです。
日本語で考えると分かりやすいでしょう。
「いつも」「ちょくちょく」「時々」「たまに」などがあります。
しかし、この使い分けは主観的、つまりその人によって異なりますし、クセというのもありますね。
英語も全く同じで、正解があるというよりも、その人の感覚で表現するものと考えるのが適切でしょう。
(1)彼はいつも遅刻します。
He is always late. He always comes late.
このどちらの文でもかまいません。
注意すべきポイントは、頻度をあらわす言葉は「be動詞の前」「一般動詞の後」にくることです。
ただし文全体の先頭にきたり末尾に来ることもあります。
それは言葉の表現の自由になるわけです。
He is always late.
かれはいつも遅い。
Always he is late.
いつも彼は遅い。
日本語としても、どちらもおかしくはないですね。
意味は同じでも、表現が異なるということです。
(2)いつも何時に起きますか。
What time do you usually get up?
usuallyは「普通は、普段は」という表現です。
alwaysほどではないですが、習慣化された高い頻度ということになります。
(3)出張でよくニューヨークにいきます。
I often go to New York on business.
習慣化されてはいないが、高い頻度ということです。
ただしこれは主観的なものですので、年に数回なのか月に数回なのか、それは尋ねてみないと分からないですね。
(4)たまに外食をします。
I sometimes eat out.
訳し方は色々とありますが、一般論として「そういう場合もある」という感覚でとらえればいいと思います。
Sometimes children have more money than their parents.
子どものほうが親よりもお金を持っている場合もあります。
(5)彼女はめったに遅刻をしません。
She is rarely late.
これは私たちが苦手とするところですね。
肯定文なのですが「非常に頻度が少ない」ので、日本語に訳したときには否定文にするとしっくりきます。
まとめますと、頻度の高い順から並べると、こうなります。
always
usually
often
sometimes
rarely
他にも頻度をあらわす言葉はありますが、代表例としてこれらを先ず覚えて使ってみるようにしましょう。
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