rightは他の言葉と組み合わせて「強調の意味を加える」ことがよくあります。
結果として「正しく、正に」と訳すのが適切な場合が多いでしょう。
rightには「正しい、右」という意味もありますが、見分け方としてはrightがなくてもその文が成り立つ場合には強調の意味を加えていると考えていい場合が多いと思われます。
(1)すぐに戻ってきます。
I’ll be right back.
会話で大変よく使われる表現です。
シュワルツェネッガーのセリフで有名な
I’ll be back. (きっと戻ってきます)
だけで文として成り立ちますので right が強調として加えてあることは想像しやすいですね。
(2)今すぐに買い物に行きたいです。
I want to go shopping right now.
これもright抜きでI want to go shopping now.で成り立つ文です。
しかしnowだけですと切羽詰った感じはしませんね。
right nowで感情移入がされる感覚がしませんでしょうか。
(3)その事故は正に彼女の目の前で起こったのです。
The accident happened right in front of her eyes.
rightはin front of(~の前で)を強調していますが、rightが無いと淡々とした事実を述べている印象を受けます。
それに対してrightが入ると話し手の主観・感情がこもった表現に感じられます。
(4)彼はいよいよという時になって逃げてしまった。
He escaped right at the last minute.
right+前置詞もよく使われます。
I was standing right outside the door.
(ドアのすぐ外に立っていました)
She was right on time.
(彼女はちょうど間に合いました)
(5)彼は私のすぐ後から入ってきました。
He came in right after me.
もしrightという単語がないと時間的なタイミングがぼんやりした感じになりますが、rightがあることで「すぐ後で」というのが実感されますね。


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