upの感覚は「上」という静的なのもではなく「上に」という動的なものに感じます。テーブルの上に(じっと)リンゴが乗っているのはonですね。
それに対してエレベーターが下がるのはdown、上に上がるのがup!
どんどん上にいって、行きつくところで止まりますね。その感覚です。
(1)私は毎朝7時に起きます。
I get up at 7 every morning.
起床するというのは動作ですね。フトンでうつらうつらしているのは単にawake(目がさめている)という静的な状態になります。
(2)彼は昨夜熱が出た。
His temperature went up last night.
熱が一定ではなく上昇していったという動きを感じますね。
もちろんどこまでも上がり続けるわけではないですから、方向として上の方にいったというわけです。
(3)君の名前が会議で出てきたよ。
Your name came up in the meeting.
upは上への動きですから、まさにこの場面では平坦なところからひょこっと出てきた、という感じがしますね。
come upは他にも、発生するとか浮上するなどの意味があります。
TV番組などでComing up next…といえば、さあ次に登場するのは、という表現でよく耳にしますね。
(4)空港に車で向かえに行きます。
I’ll pick you up at the airport.
pick upは普通に「拾い上げる」という意味(これも動きですね)でも使われますが、人を車で迎える意味で日常でよく使われますので覚えておくとよいでしょう。
(5)今手が離せないんだ。
I’m tied up right now.
tieというのは元々結ぶとかしばるとという意味があります。
(だからネクタイ=tieは首をしばっているからピッタリですね)
upには単に上の方向だけではなく「いっぱいいっぱい」という感覚がありますので、いっぱいいっぱい縛られている=手が離せない、というわけですね。
—
視覚障害者の方のために「画像認証をはずす」運動にご協力をお願いします。
よっちゃん先生(瀬利善郎)
info@cai-narita.com
090-1502-5643
Categories:
Tags:
2 Responses
SECRET: 0
PASS:
単語一つ一つ、感覚をつかむ事で、
使い方も楽しくなりますね(^∇^)
ここが英語☆言葉のおもしろいとこですね^^
SECRET: 0
PASS:
>Hiroさん
そうですね。また日本語は漢字があるから便利ですよね。上昇・上機嫌など上がつく言葉はまさにアゲアゲ?なものが多いですね。