toの語感はそのまま「~に向かう」あるいは「向かい合う」という感覚でいいかと思います。
This train goes from Narita to Tokyo.
(これは東京行きの電車です)
ではforとの違いは何でしょうか。
forはその発音通りに「ふわぁっと向かう」感覚になります。
以下の文を比較すると分かりやすいでしょう。
(A)I took a train to Tokyo.(意訳:電車で東京に行った)
(B)I took a train for Tokyo.(意訳:東京方面行きの電車に乗った)
(A)では実際に東京に「向かった」んですね。
(B)では、ふわぁと東京方向であり、途中の駅で降りたかもしれません。
(1)(電話で)Mr.Johnsonをお願いしたいのですが。
Can I speak to Mr. Johnson?
さて、ところでspeak toとspeak withの違いは何でしょうか。
基本的に「~と話をする」という意味では大差はありません。
しかしtoは「~に向かって」という一方向の感覚があるのに対してwithは「互いに」話をするという違いが感じられます。
だからじっくり話をする場合にはwithの方がよさそうですね。
(2)彼の家まで歩いていきました。
I walked to his house.
toですから、まさに彼の家まで歩いて「向かって」行ったんですね。
これに対して、散歩に行くという熟語はgo for a walkでありgo to a walkではありません。
forは「ふわぁっと」向かうんでしたね。a walk(散歩)という目的にふわぁっと行く感覚ですね。
(3)ご家族によろしくお伝えください。
Please say hello to your family.
これもhelloと家族に「向かって」言って欲しいわけですね。
またこういうこともできます。
Please say hello to your family for me.
このfor meは(私に代わって)という感覚ですね。
やはり「ふわぁっと」しています。
(4)彼は禁固10日の刑に処せられました。
He was sentenced to 10 days in jail.
宣告されたのがto jailつまり牢屋に「向かう」内容だったんですね。
ちなみに死刑であれば be sentenced to deathになります。
(5)これが成功への秘訣です。
This is the key to success.
まさに成功に「向かう」keyですからtoが適切ですね。
keyは成功の一部ではないですからofは適しません。
またforでは「ふわぁっと」向かうのでkeyには適しませんね。


視覚障害者の方のために「画像認証をはずす」運動にご協力をお願いします。
よっちゃん先生(瀬利善郎)
info@cai-narita.com
090-1502-5643

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6 Responses

  1. SECRET: 0
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    ちょうどto とか forの使いわけが分からないって
    思っていたので、すごく勉強になりました☆
    ありがとうございます♪

  2. SECRET: 0
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    参考になりました
    ところでカナダに行ってきます。
    たくさん英語を話して恥をたくさんかいて楽しんで
    きます
    たぶん文法は無視するかも・・・(笑)

  3. SECRET: 0
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    >中学英語も不安なあなたへ(よっちゃんのやさしい英語レッスン)さんありがとうございます
    よっちゃんなら絶対言うと期待していました(笑)
    ラブレターフロームカナダ♪
    デュエットしましょうか(笑)

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