breakの語感は基本的に「こわす」で、文脈によって応用して解釈すればよいでしょう。
ただし「こわす」対象によって日本語訳が変わってきますね。
leg・・・足を折る
window・・・窓を壊す(割る)
egg・・・卵を割る
law・・・約束を破る
(1)彼は足を折った。
He broke his leg.
折るというと畳むであればfoldですが、この場合は「損傷」したわけですよね。こういう場合はbreakが適切ですね。
ちなみにBreak a leg!というのは「がんばれよ」という(特に舞台の役者などに言う)決まり文句になります。
(2)約束を破っちゃだめだよ。
Don’t break your promise.
約束を守る、つまり維持するならkeepですが、しかし約束を「こわした」わけですからbreakというのがピッタリくる感じがしませんか。
(3)マイクが窓を割った。
Mike broke the window.
これは「窓をこわした」でも日本語としては問題なく成り立ちますね。
正に粉々に(バラバラに)という感覚ですね。
(4)ケンは木から落ちて腕の骨を折った。
Ken fell from a tree and broke his arm.
足と同様にただ単に方向を変えるのではなく「こわした」状態になったわけでbreakがピッタリくるわけですね。
(5)その知らせで彼女は悲嘆にくれた。
The news broke her heart.
「こわす」のは物理的なモノばかりとは限りませんね。
back=元に戻っていくという感覚です。
従って、電話をかけてきた元のところにcall電話する、と分かりますね。
名詞でハートブレイクheartbreakといえば心が張り裂ける思い、ということで既に日本語としても定着していますね。
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2 Responses
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すごくわかりやすかったです!
初級者の私には1回このぐらいの量なら暗記できます。
でも忘れそうなのでノートにメモしておきます・・・
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>ASママ☆英語勉強中さん
うれしい感想をいただき、有難うございます!
そうですね、私のブログでノートを作っていてくださる方も何名もいらっしゃるようです。
一種の教科書代わりにしていただいているわけですので、緊張もしますが、より良い内容にしていく励みにもなります。
これからもどうぞよろしくお願いします。