熟語というものを「暗記」するものだと考えると、いくら優秀な記憶力があってもたりません。
前置詞の意味から「推測」する習慣をつけるようにしましょう。
それで推測できないものだけを覚える、という感覚です。
putは「置く」が基本の意味ですが、それが前置詞と一緒になるとどのような意味をなすか、楽しむ感覚で理解していきましょう。
(1)上着をきるのを忘れないで。
Don’t forget to put on a jacket.
put on = 「着用する」と理解しましょう。
従って上着のように「着る」ものでなくてもかまいません。
帽子をかぶる、メガネをかける、靴をはく、など全てput onです。
この意味での反意語はtake offですね。ペアで覚えましょう。
(2)今日できることを明日にのばすな。
Don’t put off till tomorrow what you can do today.
これは有名なことわざそのものです。
put onの反意語がput offでもないのですね。
off=離れて、という感覚があります。
「(時間的に)離れて位置させる」だから延期するになる、というふうにこじつけられないでしょうか。
(3)ここに電話番号を書きなさい。
Put down your phone number here.
put downは(荷物などを)降ろす、というそのままの意味もありますが、このように「書き留める」意味にも使われます。
まさに紙の上に「書きおろす」という感覚ですね。
(4)彼はドアにびらを貼った。
He put up a notice on the door.
downの反対はupですね。upはもちろん上にという感覚ですが、それに加えて、いっぱいいっぱいにする、という語感もあります。
(5)その本を読み終えたら棚に返しておきなさい。
Put the book back on the shelf when you finish reading it.
これはback=元に、と理解すればそのまま分かりやすい例ですね。
putにはその他にも前置詞と組み合わせて様々な意味を持ちます。
是非辞書を「読んで」確かめておきましょう。


視覚障害者の方のために「画像認証をはずす」運動にご協力をお願いします。
よっちゃん先生(瀬利善郎)
info@cai-narita.com
090-1502-5643

Tags:

2 Responses

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

アーカイブ