キープは日本語になりつつありますね。
「ボトルをキープする」⇒「ボトルをお店にあずけて保持しておく」
「彼氏をキープする」⇒「彼氏をおさえて保持しておく」
そう、保持する、と考えれば理解しやすいですよね。
またkeep on ~ing(動詞ing)は、~し続ける、という意味。
onは「…の上」というよりも「接触し続ける」という感覚でとらえればkeepとほとんど同じ意味で強調していると考えることができますね。
(1)彼らは何時間も話し続けた。
They kept on talking for hours.
これはonを入れないで
They kept talking…
としてもバツではありません。
しかしonを入れたほうが持続性がより強調されますね。
(2)お待たせして申し訳ありません。
I’m sorry to have kept you waiting.
この日本語に対して、以下でも正解です。
I’m sorry to keep you waiting.
その違いは;
have kept you waiting⇒今までずっと待たせている
keep you waiting⇒今(少しの間)待たせている
どちらが正解ではなく、感覚の違いです。
(3)その調子で続けて。
Keep going.
いわゆる口語、話し言葉ですね。
目的語がなくて(何を続けるの)とか思わないで「一般的に」というホワーンとしてイメージでとらえましょう。
(4)一日中、雨が降り続けた。
It kept raining all day.
ちょっと難しいかもしれませんが、現在形で「雨が降る」は:
It rains.
ですね。
例えば「雨がやんだ」ならば
It stopped raining.
これと同じ感覚です。
(5)ずっと君のことを考えていたよ。
I kept thinking of you.
これを単純に過去形で
I was thinking of you.
としてもいいのですが
keep thinking of youのほうが「ずっと思いを持続していた」という心が通じますよね。
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よっちゃん先生(瀬利善郎)
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2 Responses
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先生の説明は英語を話せるようになりたい人には、とても役に立ちます。「これでも間違いではない」というのは、合っているか間違っているかのテスト英語ではなかなか得られないところですから。
ありがとうございます!
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>ひろさん
ありがとうございます。苦労して説明したところを読み取っていただいて、とっても嬉しいです(-^□^-)
(実は記事を書くのに色々と調べる作業が伴うので、1時間~2時間かかっているんですよねσ(^_^;)