学校ではleave=出発する、と習ったかもしれませんが、それでは意味が通じない場合が多々生じます。
しかし「leave=おいていく」と理解すればほとんど全ての場合に意味をくみとることが可能です。
I leave Narita.も「私は成田を置いていく⇒出発する」ととらえることが可能です。
(1)何かメッセージを承りましょうか。
Would you like to leave a message?
はい、出発するでは意味が通りませんが、メッセージを「おいていく」ならばぴったり当てはまりますね。
ちなみにShall I take your message?でもかまいません。
(2)私に全てをまかせてください。
Leave everything to me.
同じですね。「全てをわたしにおいていく⇒まかせる」ということで意味が通じます。
なお、口語ではLeave it to me!がよく使われます。この場合のitは、一般的なばくぜんとしたものごと、という感覚です。
(3)そのままにしておいて。
Leave it.
これはLeave it as it is.が短縮されたと考えていいでしょう。
招いたお客さんがテーブルを片付けようとした場合などに使う表現です。やはり「(そのままに)おいてください」と解釈できますね。
(4)そっとしておいて。
Leave me alone.
ダイアナ妃の最後の言葉とも言われていますね。
私を置いていく、ひとりの状態に⇒ひとりにしておいて、という意味になります。
(5)私は傘を電車に置き忘れました。
I left my umbrella on the train.
まさに「おいていった」わけですね。
もちろんleaveには出発するの意味で使われる場合も多くあるわけですが、根本的な意味である「おいていく」を理解していただくためにそういう事例を集中して取り上げてみました。
ぜひ辞書でご自身でも確かめてみてくださいね。

成田市初級英語教室

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