国民皆保険の方向を模索するオバマ大統領。殆ど全てを民間に任せていた状態に比べれば公的保険の拡大は「大きい政府」になると思われます。アメリカの個人主義がそれにアレルギーを持つのも障壁の一つでしょう。
例えば我々は食堂で「定食」に慣れていますし、そういうセットメニューを好みます。しかし例えば会社の社員食堂で単なる「ハンバーグ」を頼むのにも何を入れるのか一々好みを言わなければならず、我々日本人にとってはそれは面倒なことに思えるのですが、個人主義のアメリカではそれが良いサービスになります。
演説の中で象徴的に述べている部分を見てみましょう。
One of the unique and wonderful things about America has always been our self-reliance, our rugged individualism, our fierce defense of freedom and our healthy skepticism of government. And figuring out the appropriate size and role of government has always been a source of rigorous and, yes, sometimes angry debate.
アメリカにおいてユニークで素晴らしい側面は自力本願の精神、確固たる個人主義、自由主義への固執であり、政府に対しての健全なる懐疑主義です。そして「政府の適切な大きさと役割」を推し量ろうとすることは常に活発な、そして時には怒りの感情を伴うほどの議論を惹き起こしてきました。
この後の部分についてはまた改めて述べることにしましょう。
大統領演説の原文はこちら議会演説で医療保険制度改革遂行を明言、オバマ大統領
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