これからのアメリカ政治と大統領スピーチ

私たち多くにとって予想外のアメリカ大統領選挙の結果が出て一週間がたちました。

その間の動きが目まぐるしかったために、まるで何ヶ月もたったかのようにも感じられます。

さて、これからのアメリカ政治はどうなっていくのでしょうか。

私は「急激には」大きく変わるものではないと思います。

選挙キャンペーン中には勇ましく華々しいスローガンが掲げられるのは珍しいことではありません。

しかし、いざ就任となれば目の前には「現実」という大海が広がっています。

そこはひとりで泳げる場所ではなく、議会や行政組織、財界、市民団体その他多くの組織と手を携えて渡っていく場所です。

どんな危険が目の前に迫っているか、それはオバマ大統領がしっかりと伝えたからこそトランプ氏は二者会談のあとで驚くほどに神妙な顔つきだったのではないでしょうか。

では、トランプ氏はどんな大統領演説を重ねていくのでしょうか。

この点も極端に大きな心配は要らないと思います。

基本的には「共和党」の理念に基づきながら大統領の信念を含んだ品格ある原稿をスピーチライターが書いてくれるでしょうから。

今までもオバマ大統領とバイデン副大統領のスピーチには驚くほど多くの共通の香りを感じてきました。

では、人によって、誰が大統領になるかによって、何が異なるのでしょうか。

私は「品格」だと思います。

言葉の背景にあるその人の魂の清らかさ、熱い愛情、深い思いやり、これが品格というものではないでしょうか。

オバマ大統領がスピーチをするのもあと2ヶ月余り。

世界の尊敬を集めた名大統領として歴史に名を残すことでしょう。

大統領選挙に出る2年前から、つまり過去10年にわたってオバマ氏にスピーチを追いかけてきたことに感慨深いものがあります。

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