from=「から」という意味ですが、それは時間・場所だけでなく原料や数など様々な「基点」になります。
どのような起点があるか、具体的に様々な例を見ていきましょう。
(1)ジュディーはロンドンからベルリンまで飛行機で行きました。
Judy flew from London to Berlin.
典型的な場所の起点を表し、終点がtoで示されたBerlinというわけです。
It’s one kilo meter from my home to the library.
(私の家から図書館まで1Km です)
(2)出身はどちらですか。
Where do you come from?
出身地を聞く定番の質問ですね。
I come from Osaka.(大阪の出身です)のように答えられます。
これを過去形 Where did you come from?にすると(物理的に)どこから来たのですか、という質問になります。
(3)私は月曜日から金曜日まで働いています。
I work from Monday to Friday.
これは時間的な起点を表現し、また終点が金曜日ですね。
シーナ・イーストンの曲にこういうのがありました。
(I work) from 9 to 5.
(9時から5時までが勤務時間です)
(4)トムは月に60万から70万円稼ぎます。
Tom earns from 600 to 700 thousand yen a month.
この場合には数量(金額)的な起点になっていますね。
ところで a ~ で1~当たりという表現です。
ビートルズの曲の題名にあります。
7 days a week
1週間に7日、つまり毎日(愛している)という婉曲的な表現です。
(5)プラスチックは石油からできています。
Plastic is made from oil.
原料としての起点のfromですが、このように加工して形質が(例えば液体から個体に)変化したような場合に使います。
This desk is made of wood.
(この机は木製です)
この場合には原料ではなく「材料」がwookであり、形質は変化していないのでofが適切になります。


視覚障害者の方のために「画像認証をはずす」運動にご協力をお願いします。
よっちゃん先生(瀬利善郎)
info@cai-narita.com
090-1502-5643

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