ナウといえば最近は馴染み深い言葉になりましたね。
ツイッターあるいはアメブロ(アメーバブログ)のつぶやきで、おしりになうという言葉をくっつける人が多いですね。
「渋谷なう」とか「居酒屋なう」つまり「今渋谷だよ」「今居酒屋にいるよ」という意味の表現で使われていますね。
英語でも実際にnowという言葉はよく使われますが、おしりにつけるより寧ろ頭につけて「さて、では」というつなぎ言葉的に使われるのをよく耳にします。
Now what shall do next?(さあ、次は何をしようか)
(1)すぐにそうします。
I’ll do it right now.
rightという言葉は「正しい」「右」意外にも「まさに」という強調の意味を加える場合があり、その好例といえるでしょう。
I’ll be back.=I’ll be right back.
(今すぐに戻ってきます)
right nowは「ただちに」以外に「今のところは」という意味もありますので、文脈で判断する必要があります。
He is not at his desk right now.
(彼は今は席をはずしています)
(2)あなたの伝言をたった今受け取りました。
I got your message just now.
just nowはちょうど今という意味でも使われる場合があるようですが、基本的には「過去」の「たった今」という意味で多く使われています。
しかし昔の意味の過去ではなく、限りなく現在に近い「つい今しがた」という表現ですね。
(3)今こそ行動すべき時です。
Now is the time for action.
このように名詞としての「今」という意味でもnowは使われますね。
from now(今から)、up to now(今にいたるまで)などがあります。
(4)今のところはそれだけです。
That’s all for now.
forは「期間」を表すことができましたね。つまり直訳的には今という期間、すなわち今のところ=目下のところという意味で、逆にいえば(先のことはともかくとして)というニュアンスが感じられますね。
(5)彼女は今ごろはもうロンドンにいるはずです。
She should be in London by now.
by nowは「今にいたるまでには」という意味ですが、by nowという熟語というよりも「まで」という意味で by=期限, till=継続の違いを思い出してみましょう。
She should be there by 5.
(彼女は5時までにはそこに着くでしょう)
She should be there till 5.
(彼女は5時までずっとそこにいるでしょう)
前置詞の感覚をつかんでいくと、ひとつひとつの熟語を覚えるよりも楽に「意味の推測」ができますね。


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