タイには出張で30回以上行きました。一度だけ北部のチェンマイで、後はすべてバンコクから北へおよそ100kmの位置にあるアユタヤでした。取引先の日本メーカーの部品工場があったからです。
アユタヤ王朝の遺跡は、ユネスコの世界文化遺産となっているため、観光で訪問した方も多いことと思います。
移動はバンコクから車でした。雨季になると必ず雨で道路がぬかるみますが、それでも移動に大きな不便を感じたことはありませんでした。
私は暑いところと辛い食べ物が大好きです。そして、それよりなにより「微笑みの国」であるタイの人々に魅了され、多くの国々を訪ねたなかでタイはアジアで一番好きな国です。
そのアユタヤが洪水で大変な被害にあっています。そしてついにバンコク市内までが浸水を始めたようです。
数多くの日本人とその家族が住んでいます。皆さんご無事でしょうか。
洪水の被害範囲は、なんと日本の本州を全てカバーするほどの広さといいます。
そしてタイばかりが注目されていますが、実はカンボジアやベトナムにも洪水の被害は及んでいるといいます。
治水については日本は世界の先進国です。
大震災の被害への援助を受けたことを、私達の技術で恩返しができることを願うばかりです。
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よっちゃん先生（大森善郎）
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2 Responses
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明日・明後日中には、私たちが住んでいる地域にも水がやってきそうです。
なくなった方がたくさん居るのにこんなことを言うのはおかしいかもしれませんが、ついつい自分達の住む地域に水が来なければ良いのに･･･と思ってしまいます。
私たちの住むバンコクを守る為に、政府が犠牲にした命が沢山あると聞いていますので、本当に自分勝手な意見ですよね。
アユタヤにある、主人の勤め先は、早々に浸水し、機械が移ったばかりの新工場だったので、その日まで新工場移管のプロジェクトに関わってきた人たちの落ち込みようも半端無かったです。
日本に帰るまであと3日。
こちらのお友達には、間に合わなかったね…と、早々と言われてしまっています。
王様の住むバンコク。守りきれなかったバンコク。
東日本大震災の時には、貧しいはずのタイの人たちが、「人類は皆兄弟なんだ」と言って、一日の食費に匹敵するほどの額を募金してくれていたり、率先して募金を集める集会を開いてくれているのを沢山見ました。
バンコクには、本当に沢山の日本人が住んでいます。
タイに住まわせている私たちももちろんですが、
日本の皆さんも、日本で出来る限りの募金なり何なりをしてあげて欲しいと思います。
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＞さおさん
コメントありがとう。
読んでいて、本当に心が痛むね。
お友だちとしては（土曜日のフライトで帰っちゃいなよ）と言いたかったんだけどね。タイに残る人たちのこととかを思うと、なかなか複雑だよね。
バンコクでは政治不安に関係なく政府も地方自治体も軍も一体となって…という報道もあれば、実態はそうではない、という報道も。。。
タイのやさしい人たちの顔が頭に浮かんでくるよ。
うん、恩返しをみんなでしなくちゃね。