to+動詞(の原形)のことを文法用語で不定詞とよびます。
また訳し方は「~すること」「~すべき」など様々です。
しかし、それらを暗記して理解するのは至難の業です。
根本的な意味はto=「~に面する状態」から類推しましょう。
またto+動詞の基本の意味は「~(動詞の動作を)すること」と理解しましょう。
(1)宇宙飛行士になりたいです。
I want to be an astronaut.
~になりたいはwant to becomeも可能ですが、一般的にはwant to be~で表現されます。
aの後に母音が来ますからan astronautですね。
「to be an astronaut」宇宙飛行士であることを欲する、という直訳から「~になりたい」と訳せますが「宇宙飛行士であることに面する」ことを欲する、とも理解できますね。
(2)私は他にすべきことがたくさんあります。
I have so many other things to do.
名詞+to+動詞で「~すべき(名詞)」という意味になります。
Kyoto is a good place to go.(京都は行くべき場所です)
しかしこれも「to go=行くことに面する」とも解釈できますね。
(3) ジョンに会いに公園に行きました。
I went to the park to see John.
最初のtoは「~に向かう」で後のto(see)は不定詞ですね。
しかしto seeも「会うということに直面する」と理解すれば(結果として「会うために」という意味にはなっていますが)同じtoで意味の違いはそれほどないように感じますがいかがですか。
(4) 空港につくのに2時間かかりました。
It took me 2 hours to get to the airport.
形式上の主語はitですが意味上の主語はto get to the airpotになります。
つまり
To get the the airport took me 2 hours.という内容です。
get to~で「~に着く」という熟語ですが、やはりto=直面するという感覚から意味を推測できると思います。
(5)そんなに早起きしなくてもいいですよ。
You don’t need to get up so early.
want to~ = ~したい
try to~ = ~しようとする
need to~ = ~する必要がある
これらはセットで覚えておきたいですね。


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