「ゼロサム社会」などの著書で知られるMITのレスター・サロー名誉教授。
6月25日の朝日新聞で彼のコメントが掲載された。
デフレ下の日本で消費税増税が検討されていることについて
「クレージーだ。消費が減るだけで、不況を永遠に引きずる」
と指摘した。
全くその通りだと思う。
消費税を3%から5%に上げた時にも(これで全てがうまくいく)
かのごとく幻想を描きながら、実際は不況を招いただけだった。
しかし私が注目したのは、むしろサロー教授の後半のコメントだ。
経済成長を支える教育の重要性を強調
「新しいものをつくれる人材が育っていない。
教育がうまくいっていないといわざるを得ない」
拍手喝采である。
資源の無い日本。
食料も輸入に頼る日本。
日本の最大にして永遠の資産価値は頭脳であるはず!
目先の公共工事より、将来への投資。
賃金の安さでは負けても、高付加価値を生み出すことで勝負。
それが日本の将来へのビジョンであるべき。
未来へのビジョンがない。
だから我々は不安になるのだ。
政治家よ、未来について語ってくれ。
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6 Responses
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前半のコメントも納得ですが、
後半のコメントがでてくるところが
さすがサロー博士ですね。
日本のこと、よく見てますね
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見えにくい世襲制を変えないと未来を
語る政治家は現れないと思います(´_`。)
経団連もそうですが、政治とカネが密着し過ぎ
なんじゃないでしょうか。
消費税増税のキーワードは、法人税と輸出戻し税などが関連して、経済界のトップが潤って、
政治家が潤うという未来を描いたプランが既に
あるように思います(笑)
国民の未来ではなく。
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>社会起業・NPO法人支援!パックス行政書士オフィス代表PAXさん
同感いただき有難うございます(^O^)/
政局に流されないで大局を見ていくようにしたいものだと思っています。
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>吉村直子さん
いやあ、よく勉強されてますねえ!
確かに世襲制はまだまだ蔓延っていますね。
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まったく同感です。
輸出中心の自動車産業などと結託して利益をむさぼり、一般国民から10%の消非税を搾り取
る政府。かつてキャノンの社長で経団連の御手洗会長の立案だったという経済政策をそのまま鵜呑みにして実行しようという不見識。この国の構図には既見観がありますね。そうです悪代官と御用商人が利益をむさぼり庶民が泥炭の苦しみに会うという水戸黄門のパターンです。不安、怒り、無気力が世の中に蔓延するとカリスマ願望へとつながる危険性があります。警戒する必要があるように思います。
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>dream_makerさん
いよいよ投票日が近いですね。雨が降っても風が強くても投票にいくことで、国民が関心を強く持っていることを示したいですね。