Remember=覚えている、という基本的な意味は皆さんご存知ですね。
使い方にremember+動詞ingまたはremember+to+動詞があり、意味が異なってくることをしっかり認識しておきましょう。
I remember seeing you.(君に会ったことを覚えている)
Remember to call me later.(後で忘れずに電話してね)
上の例でわかるように以下の違いがあります;
remember+動詞ing⇒その事実を記憶している
remember+to+動詞⇒~することを忘れない(忘れず実行する)
(1)ここに一度来たことを覚えています。
I remember coming here once.
過去の事実ですが単純に動詞ingですね。
言い換えると以下のようになります。
I remember that I came here once.
この場合は時制の一致でthat以下が過去形の必要があります。
(2)忘れずにすぐに手紙をちょうだいね。
Remember to write to me soon.
このようにお願い(あるいは命令)で「~することを忘れずに」というremember+to+動詞の形がよく使われます。
(3)お母さんによろしくお伝えください。
Please remember me to your mother.
ご紹介しましたが、これは少しかたい表現で、実際にはSay hello to your mother.が口語的でやわらなくて良いでしょう。
(4)辞書をどこに置いたか思い出せない。
I can’t remember where I put my dictionary.
rememberの後は「(that等)+主語・述語」で、その「主語・述語」の事実を覚えている、という表現もされます。
(5)私は部屋の中で起こったことを覚えている。
I remember what happened in the room.
これも(4)と同じ種類の表現で、remember以下に述べられたその事実を覚えていることを表現しています。


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