番外ですが、ご質問を受けましたので項目として加えました。
「toの後の動詞には“3人称単数のS”は不要?」というご質問ですが、答えは「不要」です。
(例)
○He studies hard to become a doctor.
×He studies hard to becomes a doctor.
英語の順番は:主語+動詞でしたね?
そして一つの文章に本当の動詞はひとつだけと覚え、常に本当の動詞を見つけるのが大切ですね。
上の文章「彼は医者になるために一生懸命勉強する」の結論=勉強する、つまり勉強する=studyが動詞です。
では次の文はいかがでしょうか。
The boy you met is Mike.(あなたが会った少年はマイクです
「です」が結論。つまり本当の動詞はisであり、metではありません。
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本当の動詞(と私は呼んでいます)を見つけることは長文解釈の時に大変重要になります。
これはまた長文解釈の時にあらためてお話をすることにしますね。
本題の「to+動詞の原形」の話題に戻りますね。
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toの後に動詞が来たら動詞の原形。
これは大原則です。
しかし困ったことに例外(に見える場合)がありますね。
(例1)
I look forward to meeting you again.(またお目にかかれるのを楽しみにしています)
「look forward toの後は動詞ingと覚える」のが一番単純な方法で、それが悪いと私は全く思いません。
しかし、この場合のtoは基本の語感である「~に向かってのto」と感覚でとらえてはいかがでしょうか。
look(注視する)+forward(前方に)+to(向かって)
だからlook forward toの後は名詞でも成り立ちます。
I look forward to the party.(パーティーを楽しみにしています)
(例2)
He devoted himself to studying.(彼は研究に熱中した)
=He devoted himself to study. *この場合のstudyは名詞で研究という意味
これも同じ理論で理解できると思います。
しかし…実際どうでしょう?
理論づけるのも大切ですが「こういう形」として身につけていく方が現実的かもしれませんよね。
そのためには単語カードには例文も一緒に書くことを実践することをおすすめします。
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最後にこんな例外というか私の体験をお伝えします。
私のアメリカ人の同僚マイク。非常に優秀な男でした。しかし彼がある人にこう言ったのです。

I look forward to meet you again.
「おいおい、それってlook forward to meetingがいいんじゃない?」
「おお、そうか、そうかもねニコニコ
マイクは一番の仲良しで、会議にも一緒によく出席しましたが、よくスペル間違いを直してあげたものですあせる
apointment
「おいおい、それってappointmentだよね」
「そうだそうだ!さすがセンセイ!」
(…って、私は普通の外資系のサラリーマンだったんですがマイクは日本語でセンセイとよんでましたあせる
ネイティブじゃない人のほうが文法に詳しい…って、よくあることなんですよね(^o^;)
皆さん、好きなほうを選んでね。
理論づけてもいいし、そういう形だということで身につけていってもいいし、どうぞお気楽にね(^O^)

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