私はアメリカ大統領の演説でさえも、基本的に「中学英語+語彙力」で理解できると信じています。
そして中学英語の山場が「関係代名詞」の使い方です。
そして実用英語で我々が最も混乱してしまい、苦手とするのが「関係代名詞の省略」なのです。
例えば次の文章を英訳できますか。
「私が会った少年はマイクです。」
よくやってしまう間違いが、出だしを
×I met a boy.
としてしまうことです。
この日本語の主語は飽くまでも「私が会った少年」あるいは「少年」なのです。
つまり一番いいたいことは(私が会った)「少年はマイクです」なので、これを訳してしまえば;
○The boy is Mike.
そして「私があった少年」という主語は;
the boy whom I met
the boy who I met
the boy I met
上から下に行くほど口語的なのですが、たいていの場合には一番下つまり
the boy I met=「関係代名詞は省略するのが普通」なんですよね。
それを頭に入れてオバマ大統領のHealth Care Reformから実際の文例を見てみましょう;
But even as I’m abroad, I’m firmly focused on the other pressing challenges we face 窶骭 including the urgent need to reform our health care system.
(私が海外滞在中においても医療制度改革という緊急懸案を含め、他の重要な懸案事項にしっかりと焦点を定めて考えてきました。)
challenes (that) we face = 我々が直面する挑戦(懸案事項)
このように「thatは省略」されていますね。
I’m talking about the families I’ve met whose spiraling premiums and out-of-pocket expenses are pushing them into bankruptcy or forcing them to go without the check-ups or prescriptions they need.
(うなぎのぼりの医療保険費や経費のために自己破産、あるいは本来必要な健康診断や処方箋なしで生活しなければならない、そういう家族について語っているのです。)
families (that) I’ve met
やはりthatは省略ですね。
That’s why fixing what’s wrong with our health care system is no longer a luxury we hope to achieve 窶骭 it’s a necessity we cannot postpone any longer.
(だからこそ我々の医療保険制度を修正・改善することは、もはや達成したい願望ではなく、これ以上は先延ばしすることが許されない必要に迫られているものなのです。)
luxury (that) we hope
同様にthatは省略されています。
一般的に「契約書」ではthatは省略されないと考えてよいでしょう。
しかし口語では、大統領の演説においてさえthatは省略されるのがむしろ普通ですね。
それを常に頭において英語を聞いていくだけでも、今まで理解できなかった部分が理解しやすくなるかもしれませんよ。
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