Audreyさんからの質問にお答えします。
a=不特定の「どれでもいい」一つ
the=特定されるもの
これがaとtheの根本的な違いと考えていいと思います。
もっと分かりやすくいいかえれば;
a=あなたが知らないかもしれない
the=あなたもわたしも知っている
では具体例を見てみましょう。次の文ではaとtheのどちらが適切だと思いますか?
「図書館で会いましょう」
Let’s meet at ___ library.
はい、正解はthe libraryになります。
もし a library といえば「どれでもいい図書館」になりますので、市内に5つの図書館があれば私はA図書館、あなたはB図書館に行くかもしれませんから会えなくなってしまいます。
*初対面であれば特定されないからtheは使えませんね。
the libraryならば「あなたと私が認識している」いつも会うような特定の図書館を指すわけです。
逆に大急ぎでトイレをさがしているなら;
Let’s find a bathroom.になります。
なぜなら「どれでもいい」とにかくトイレをさがしているからです。
では具体的なご質問の初級160の以下の例文です。
(5)彼は窓が壊れている家を買った。
He bought a house whose windows were broken.
これは「the」houseも可能です。
しかし、この場合には話し手と聞き手が以前からその「窓が壊れている家」というのを話題にしていて、お互いが認識しているということが前提になります。
*だから初対面であれば「the」ではなく「a」が適切です。

aとtheの違いについては以下の記事でも解説をしていますので、参考までにご覧ください。
●文法4 冠詞、theは特定、aは不特定
●文法5 冠詞、theとaの使い分け
初級4 between, case, able, idea
aとtheの違いの再確認


視覚障害者の方のために「画像認証をはずす」運動にご協力をお願いします。
よっちゃん先生(瀬利善郎)
info@cai-narita.com
090-1502-5643

Tags:

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

アーカイブ