文法用語の不定詞とは「to+動詞の原形」のことです。
分かりやすくto+動詞ということで説明をしていきます。
to+動詞は基本的に「~すること」という意味になります。
しかしそれでは理解できないこともしばしばです。
toの語感は「~に向いて、~に向かって」ということにあり「未来志向がある」と解釈すれば幅広く理解できる場合が多いものです。
(1)私は宇宙飛行士になりたいです。
I want to be an astronaut.
want to=~したい
try to=~しようとする
この2つはよく使いますので覚えてください。
「to be」=「であること」つまり宇宙飛行士であることをwant欲するわけで「宇宙飛行士になりたい」ですね。
しかし別の見方をすれば「宇宙飛行士であることに向かっていくこと」を欲するという未来志向ということでも理解できますね。
(2)京都は是非訪問すべき素晴らしい都市です。
Kyoto is a great city to visit.
名詞+to+動詞で「~すべき名詞」となります。
I have a lot of things to do.
=たくさん「things to doすべきこと」あります
これもto visit=訪問することに「向かっていく」場所と解釈することができますね。
(3)宿題をすますために早起きしました。
I got up early to finish my homework.
to+動詞で「~するため」という形です。
しかし、やはり「finish済ますことに向かって」という未来志向とも考えられます。
(4)お会いできてとても嬉しいです。
I’m so happy to meet you.
to+動詞=「~して、~した結果」という形です。
しかしこれもやはり「会うという方向に向かって」その結果としてhappyな状態なのですね。
(5)昼食の後で買い物に行きたいです。。
I like to go shopping after lunch.
to+動詞=~すること
つまり「買い物に行くこと」をlike好むというわけです。
ところでlikeの後には動詞ing、to+動詞のどちらも可能です。
しかし I like going shopping.は「一般的に」going shopping買い物に行くことが好きだという落ち着いた感じです。
それに対して「to go」は行くことに気持ちが向かっているので一般論ではなく「これから行きたい」という気持ちが表現されています。
to+動詞を「名詞用法、形容詞用法、副詞用法,etc.」と分類して理解するのはつらいですね。
しかし上に述べたようにtoの基本的語感から解釈するようにつとめると、きっと楽しくなると思いますよ。


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