howあるいは「howを使った連語」には色々な訳し方が生じますが、基本は「how=いかに」と解釈すれば、どのような場合にも訳が成り立ちますのでおすすめします。
例えばよくある挨拶 How are you? これを意訳して「こんにちは」と訳す教科書もありますが、基本の直訳はHow=いかに are you=あなたはありますか、つまり「あなたのご機嫌はいかがですか」というのが本来の意味と理解するのがよろしいかと思います。
言葉というのは飽くまでも直訳が基本にあり、そしてその場の状況や流れで意訳が定まっていくものだと思います。
 
(1)これはいくらですか。
How much is this?
旅行英語では欠かせない必須の会話表現ですね。
もちろんHow much?だけでも構いません。
直訳はHow much = いかに多く(高い)という質問であり、そこから値段を聞く表現にも使われていると
理解できます。
(2)東京の印象はいかがですか。
How do you like Tokyo?
直訳は「あなたはいかに東京を好みますか」になります。
我々日本人は控えめな表現を好むので、なかなか発想できない前向きの表現ですね。
ところで「東京をどう思いますか」であれば
What do you think of Tokyo?
になりますので、違いに注意しましょう。
(3) お子様は何人いらっしゃいますか。
How many children do you have?
直訳は How many children = 「いかにたくさんの子ども達」をdo you have = 「あなたは持っていますか」になります。
注意するのはHow many (いかにたくさん)の後は必ず名詞の複数形になることです。
だからHow many childではなくHow many childrenが正しい表現です。
(4) きみを一人にしておけるものか。
How can I leave you alone?
いわゆる反語表現ですね。
How can I(いかに私はできるだろうか)=出来るはずがない
という意味ですね。
(5) こんな風にして私たちは出会ったのです。
This is how we met.
How we met=いかにしてあったか。
正確にいえばThis is (the way) how we met.ですが、たいていはthe wayは省略して表現します。


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