見るという単語の代表例としてsee, look, watchがあります。
seeは「視界に入る」と考えましょう。そこから転じて「分かる」という意味にも使われます。
You see? I see.(わかった? うん、わかった)
lookは「意識して目を向ける」になります。
Look at him.(彼を見てごらん)
それに対してwatchは「じっと注意して見守る」と考えましょう。
従って「見る」ばかりでなく以下のようにも使われます。
Watch my bag while I’m away for a few minutes.
(2,3分いない間、カバンを見てもらえるかな)
例えば単語でwatchdogと言えば「番犬」という意味からも、watchのニュアンスが想像できるのではないでしょうか。
(1)彼はロビーでテレビを見ていました。
He was watching TV in the lobby.
もちろんこの場合は「テレビ番組」を見ていたことになりますね。
もしもHe was looking at the TV.にすると、例えば買い物でTVの機械を見比べていたような場合ということになります。
(2)言葉に気をつけなさい。
Watch your language.
これはWatch your mouth.でも同じです。この場合のlanguageは言語ではなく、言葉遣いという幅広い意味合いになります。
(3)車を運転するときはスピードに気をつけて。
Watch your speed when you drive.
これもスピードをただ眺めるのではなく「注意する」という意味合いになりますね。
(4)足もと注意
Watch your step.
床が滑りやすいときなどに使う常套語句ですね。
もしも天井が低くて頭上に注意すべきときは
Watch your head.といいます。
(5)その橋を渡るときは気をつけなさい。
Watch yourself crossing the bridge.
watch oneselfで「注意する」「気をつける」の意味になります。
何か危険が迫ったときに誰かに呼びかけるのは
Watch out!(気をつけて!)がよく使われます。


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よっちゃん先生(瀬利善郎)
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3 Responses

  1. SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは!
    質問なのですが
    watch

    be Careful
    同じと考えでもよいのでしょうか?
    それとも、何か言葉の強弱の違いがあるのでしょうか?

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >どんじゃがさん
    およその感覚としては
    be careful=心情的に気をつける
    watch=目の前の具体的なものに気をつける
    という感覚でよろしいかと思います。
    ネイティブでも言葉の好き嫌いで使い分けたりしますので、それほど神経質になる必要はないと思いますよ。

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